こんにちは、ラン丸(@sign45917948)です。
あなたの周りに太っている方はいませんか?
一口に太っているといっても様々な価値観がありますよね。
そこで、今回は太っている特徴や太らない方法について解説していきます。
目次
太ってるとは?
「太ってる」と一言で言っても、その言葉の捉え方は人それぞれです。太っている人の中に「太ってない」という考え方の人もいるでしょう。
一方で、痩せている人でも「太ってる」と思う人もいるでしょう。
まずは、「太ってる」という状態には、
「周りからそう認識されている」
「自分が太ってると認識している」
の2パターンあることを理解する必要があります。
それは贅肉?それとも筋肉?
街を歩いていると、身体の大きい人を見かけることがあります。
人によってはその人のことを太ってる人という人もいるでしょう。
しかし、実際は太っているわけではなく、人より筋肉量が多いがっしりした体型であることは少なくありません。
一般に贅肉がたくさんついてしまっている人を太ってる人と言いがちですが、痩せていても内臓脂肪がたくさんついてしまっている人もいます。
内臓脂肪について、メタボリックシンドロームという言葉があります。
これは、内臓脂肪が多いことで生活習慣病の重なりが起こっていることを示しています。
メタボリックシンドロームは、「内臓脂肪症候群」とも呼ばれ、複数の病気や異常が重なっている状態を表します。
どういう状態かというと、腸のまわり、または腹腔内にたまる内臓脂肪の蓄積によって、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病の重なりが起こっていることを示しています。
そして、この状態は、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化を急速に進行させてしまいます。
つまり、それぞれの病気の診断基準を満たさない“予備群”や“軽症”の状態であっても、それらが2つ3つと複数重なっている場合は、動脈硬化の進行予防という観点から“すでに手を打たなければならない状態”として捉える、ということがメタボリックシンドロームの考え方なのです。
私って太ってる人?
自分では健康的な体型だと感じていても、周りの人から見ると「太ってる人」と認識されることがあります。
現在では、太ってる人を表す言葉がたくさん存在します。
「ぽっちゃり」「ふくよか」「おでぶちゃん」「むちむち」などなど。
このような言葉が多くなってきてしまったため、自分と他人で認識の差が生まれてしまったのでしょう。
特に男性が女性を「太ってる人」と認識する度合いが高いです。
テレビや雑誌などで綺麗な女優さんやスタイルのいいモデルさんをたくさん目にするようになったのが原因のひとつです。
また、一般の方にもスタイルのいい人たちがたくさん増えたことで、少しぽっちゃり体型の人が太ってる人と認識されやすくなった背景があります。
太ってないけどまだまだ痩せたい!
スタイルがいいのに自分を「太ってる人」と認識してしまう人もいます。
憧れの有名人やスタイルのいい友人と自分を比べてしまい、自信を喪失してしまいがちです。
また、「顔が太ってる」「足が太い」などと全身でなく特定の場所だけが太っていると感じる人もいます。
周りから見れば程よく筋肉が付いていて理想の体型だと思われる人でも、自分自身では手足の細さや顔の小ささにこだわってしまいます。
肥満度を表す指標:BMI
太ってる人の特徴5つみていきます。
太ってる人かそうでない人かを診断する上で最も大切なことの一つは「然るべき場所で診断してもらう」ということです。
前に述べたように、「太ってる」「太っていない」の基準は人によって違いがあります。
WHO(世界保健機構)が定めるBMI (ビーエムアイ:ボディマス指数)は人の肥満度を示す指数として世界中で知られています。
肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数で、
[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で求められます。
計算方法は世界共通ですが、肥満の判定基準は国によって異なり、WHO(世界保健機構)の基準では30以上を”Obese”(肥満)としています。
日本肥満学会の定めた基準では18.5未満が「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普通体重」、25以上が「肥満」で、肥満はその度合いによってさらに「肥満1」から「肥満4」に分類されます。
太っている、いわゆる肥満と呼ばれる状態には「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」があります。
内蔵型脂肪型肥満の特徴としてはお腹がポッコリ出て「リンゴ」のような体型になります。
皮下脂肪型肥満の特徴としては腰回りやお尻など下半身に脂肪がたまり「洋ナシ」のような体型になります。
メタボリックシンドロームでは特に内臓脂肪型肥満が問題であるとしています。
実際に症状が出てからではなく、高血圧・糖尿病予備軍や自覚症状のあまりない段階から対策をする必要があります。
太ってる人の特徴5つ
前に述べたように、「太っている人」という言葉には認識の差が生まれやすいです。
自分が太ってる人なのか判断するために診断をしてみましょう。
5つの質問を用意しました。当てはまる質問の数が多いほど、太ってる人、または太りやすい人と言えるでしょう。
①休日は家でゴロゴロ
平日は会社でばりばり働いているあなた。休日はその疲れで家でゴロゴロしていませんか?
太ってる人の典型的な原因のひとつに「運動不足」があります。
現代社会ではテレビやネット、ゲームなど家の中でできる娯楽がたくさんあります。
そのため家の外に出ず、家の中で過ごしがちになってしまいます。
「とはいえ、スポーツは苦手」という方も少なくないでしょう。
しかし、ジョギングや球技などのスポーツだけが運動ではありません。
例えばウインドウショッピングなどは運動のいい例です。
楽しく買い物をしてさらに運動もできて一石二鳥です。
②おやつをたくさん食べる
自分のことを太っていないと認識している人の中には、
「朝食を抜いているから」と思っている人もいます。
そういう人に限っておやつをたくさん食べていませんか。
朝食を抜いた分たくさんおやつを食べてしまっては、むしろ逆効果です。
食べる場合は空腹を紛らわす程度のおやつにしておきましょう。
食べる量を減らしているから太らないという考え方は間違いです。
必要な栄養を必要な量摂取してこそ健康・理想的な身体に近づけます。
バランスよく1日3食食べるのを心がけましょう。
③お酒が大好きで飲み会によく参加する
お酒が大好きな人は多いでしょう。適切な量であれば、健康にそこまで影響を与えることもありません。
しかし、毎晩のように飲み歩いていては健康に悪影響です。
さらにはお酒に合うご飯やおつまみをたくさん食べてはいませんか?
お酒を飲んで酔っ払ってしまうと、脳の中の満腹を感じる神経が働きにくくなります。
その結果食べ過ぎてしまいます。
お酒は適量を嗜むようにしましょう。
④基本面倒臭がり
怠惰な生活を送っている人は運動する機会が少なく太りやすい身体を作ってしまいます。
部屋の掃除や洗濯、お風呂掃除など、日常の家事でもカロリーを消費することができます。
面倒臭がりの人はロボット掃除機や全自動洗濯乾燥機に任せっきりになっていませんか。
人や機械に頼らず自分で動くようにすれば、太りにくい身体を作ることができます。
⑤自分の身体に興味がない
太ってる人もそうでない人も、自分の身体に興味がない人は、不健康になりがちです。
「太ってる人と思われている人」でも自身がそのことに気づいていないと改善することができません。
「自身が太ってる人と感じている人」は自分の身体を今一度見つめ直す必要があるでしょう。
太ってるかそうでないか、まずは意識することが健康になることの第一歩です。
太らないための方法
太らないための方法で最も効果的なものの一つは「自己管理」です。
太ってる人は、食事の量や内容、体重など自分の身体に無関心になりがちです。
自身のデータを管理すれば、自分の生活を見返すことができて、太りにくくなります。
太ってる人であっても体調管理をすることで、健康的な体型になりやすくなります。
また、自身のデータを数値で管理することで自分の身体をよりよく知ることができます。
実は太ってる人ではなく、筋肉が人より付いている人もいるでしょう。
実は痩せている人ではなく、筋肉量が足りていない人もいるでしょう。
周りから太ってると認識されている人も、自身が太っていると認識している人も、自身のことをよく知ることが大切です。
体重計に乗る、洗面台や浴室の鏡で自分の体型を見る、スマホやテレビなどを見る時はできるだけ立つなどがオススメです。
また、大事な人がいるのならば、その人の身体を管理してあげることで、体調管理を手助けすることができるでしょう。
私は、周りに宣言することで、自分にプレッシャーをかけて74㎏から53㎏まで減量した経験があります。
現在は、169㎝56㎏ですが、筋肉量も意識して疲れにくい体づくりを目指しています。
自分の身体を見つめ直そう
太ってる人の特徴として5つ挙げた項目は、実は、「自分の身体のことをどれだけ考えているか」を示す項目でもあります。
ご飯の中身もお酒の量も運動も、自分のデータについて理解していない人は少ないのではないでしょうか。
世間では「太ってる人と思われたくない」「痩せたい」という意見をよく聞きますが、まずは自分の今の身体はどんなコンディションで、具体的にどんな体型を目指したいかを考えてみる必要があります。
太ってる人を「不健康だ」と思う風潮がありますが、もしかするとその人にとってベストの体型である可能性もあります。
自分の身体をわかっていて、食事や運動など自己のデータを把握している人は、もし太っていたとしても健康であると言えます。
この機会に今一度、自分の身体について見つめ直してみてくださいね。
今回は、以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。